競馬ソフト制作メモ

イベント通知開始。
イベント通知開始をおこなうことで、払戻確定、騎手変更、天候馬場状態変更、コース変更、出走取消・競走除外、発走時刻変更、馬体重発表が発表された際、イベントを受理することが可能になります。
イベント通知開始およびイベントを受理するには特殊な宣言およびコード記述が必要となります。
下記【イベント使用方法】に使用例を記述していますので参考にして下さい。

Long JVWatchEvent();

なし

処理が正しく終了した場合はコード 0 を返します。 エラーが発生した場合にはエラーの理由コードとしての負の数が返されます。

戻り値	意味	原因と対処
０	正常
−２０１	JVＩｎｉｔが行なわれていない	JVWatchEvent に先立ってJVInit が呼ばれていないと思われます。必ずJVInit を先に呼び出してください。

確定・変更情報が発生した際、イベントを通知するスレッドを開始します。
JVInit を行わずに JVWatchEvent メソッドを呼び出すとエラーが返ります。

イベントを受理するためのメソッドは下記の通りになります。

Void 各イベントメソッド名(String 型 bstr);

受信可能な確定・変更イベントの種類は以下のようになります。

種類	イベントメソッド名	説明
払戻確定	JVEventPay	払戻確定が発表された際イベントを受理します。
騎手変更	JVEvtJockeyChange	騎手変更が発表された際イベントを受理します。
天候馬場状態変更	JVEvtWeather	天候馬場状態変更が発表された際イベントを受理します。
コース変更	JVEvtCourseChange	コース変更が発表された際イベントを受理します。
出走取消・競走除外	JVEvtAvoid	出走取消・競走除外が発表された際イベントを受理します。
発走時刻変更	JVEvtTimeChange	発走時刻変更が発表された際イベントを受理します。
馬体重発表	JVEvtWeight	馬体重が発表された際イベントを受理します。

bstr
JVRTOpen に渡すためのパラメータが返されます。
確定・変更イベントから返されるパラメータは以下のようになります。

イベントメソッド名	パラメータ	説明
JVEventPay JVEvtWeight	“YYYYMMDDJJRR”	ＹＹＹＹ：開催年 ＭＭ ：開催月 ＤＤ ：開催日 ＪＪ ：場コード ＲＲ ：レース番号
JVEvtJockeyChange JVEvtWeather JVEvtCourseChange JVEvtAvoid JVEvtTimeChange	“TTYYYYMMDDJJRRNNNNNNNNNNNNNN”	ＴＴ ：レコード種別 ID ＹＹＹＹ：開催年 ＭＭ ：開催月 ＤＤ ：開催日 ＪＪ ：場コード ＲＲ ：レース番号 ＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮ：送信年月日

※各イベントから返されるパラメータを key に JVRTOpen を使用する場合
イベント通知を受信するメソッドから返されるパラメータを key として JVRTOpen を 使用する場合は、Dataspec を以下のように指定してください。

種類	Dataspec
払戻確定	0B12
騎手変更	0B16
天候馬場状態変更	0B16
コース変更	0B16
出走取消・競走除外	0B16
発走時刻変更	0B16
馬体重発表	0B11